タワーレコード×水樹奈々、異色コラボの収穫
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水樹奈々のニューアルバム『IMPACTEXCITER』の発売を記念して、全国のタワーレコードにて7 月6 日より期間限定でコラボレーション企画が展開されている。アニメ・声優関連の商品を、タワーレコードがここまで大々的に取り上げるのは異例のことともいえるが、今回の企画が成立した背景にはどのような経緯があったのだろうか。
「以前にも店舗単位で水樹奈々さんの展開をしたことがあったのですが、『タワーレコードでもこんな展開をしているんだ!』というファンの方の驚きや喜びの声をネットで拝見させていただきまして、“これだけ反響が大きいのならば一度全店でやってみよう”ということになりました。どうしてもタワーレコードというとロックなどのイメージが強い中で、“声優もきちんとアーティストとして取り上げている”というアピールにつながればということで、今回水樹さんに注力させていただきました」(タワーレコード 余珠希氏)
「全店での展開ができるようになってきた土台としては、マーケットが変わってきたという前提があると思っています。今まではアニソンというと秋葉原に行くようなコアな方がメインだったのが、近年音楽をテーマにしたアニメが増えてきたことやJ-POP のアーティストがアニメに参加するようになったことで、その垣根がなくなってきているんです。秋葉原にまでは行かないという人でも『タワーレコードにあるんだったら』という感覚で来ていただける。また、アニメのファンの方にもコラボ企画を喜んでいただいていることで、マーケットが倍に広がっているというところはありますね」(同社広報室 室長 谷河立朗氏)
■異色コラボの実現が新規ユーザーを開拓
異色のコラボレーションが実現したことで、さまざまなファン層に店舗や商品の魅力をアピールできているのが、今回の企画での最大の収穫といえるだろう。
「アニメのファンの方というと若い男性の方というイメージがあるかと思いますが、女性のお客様やお仕事帰りのサラリーマンの方も多くいらっしゃいますね。仕事帰りにアニメの専門店に行くのはなかなか難しいけれども、会社の近くにあるタワーレコードだったら気軽に寄れるという方や、タワーレコードでアニメや声優のCD を買うのはちょっと恥ずかしかったけど、大きく展開しているのであれば……という方にもお店に足を運んでいただいているようで、これはやってよかったなと素直に感じています。逆に、『水樹奈々』という名前は知っていても詳しくはわからないという方でも、『タワーレコードがこれだけ推しているんだから』ということで興味を持ってもらえるということもありました」(余氏)
実際に反響は大きく、水樹奈々本人が担当する開店・閉店アナウンスを聴くために多くのファンが各店舗に集まり、直筆サイン入りポスターのプレゼントにも応募が殺到しているそうだ。
今回の企画が成功したことと、現在の音楽シーンにおけるアニメ・声優の勢いを考えたとき、今後もタワーレコードとしてこのジャンルに力を入れていくことになるのだろうか?
「もちろん今後も積極的に取り組んでいきたいとは思いますが、『アニメだけを頑張ります』『今年は声優さんを推します』というよりは、うまくタワーレコードとアーティストさんで面白いことができて、なおかつお客様にも面白いなと思ってもらえる仕掛けになればいいのかなと。それが今回は水樹さんだったということで、演歌やアイドルなど様々なアプローチを考えていきたいと思っています。どんなことをするにしても、『タワーレコードっておもしろい会社だな』と感じていただければいいのかなと思います」(余氏)
訪問Tower Records負責人
Tower Records過往曾於單一分店(註:主要是渋谷總店)舉辦水樹奈々推廣活動,反應非常好,今次終於有機會辦包含全國所有店舖的活動。
結果非常成功,吸引了很多不同種類的客人光臨,既有為聽開店閉店廣播和買CD參加抽獎的Fans,也有對動畫音樂有興趣但不敢走進專門店買CD的人。本來不好意思在店舖購買動畫音樂CD的人因為店內大力宣傳而減低了戒心;一部分本身對水樹奈々認識不深的客人因為今次推廣而感到興趣。